明るい話題が少ないですね。
話題といえば、ここにきて議員年金の改正の話がTVでちらほら議論されていますね。
そして、前回の参議院選挙で盛り上がった年金の一元化の話も議論されてきています。
『年金の一元化』って分かりにくいでしょ?
そもそも二元化ってなに?
というところが分からないとこの議論は全く理解できないですよね。
二元化というのは『二階建て年金』のことですよ。
えっ?『二階建て年金』が分かりませんか?
仕事柄、毎月1回以上セミナーの講師をしていますが、そこで「二階建て年金という言葉を聞いたことがある方は手をあげてください」と質問をしますが、毎回かなりの手があがります。
こんなにTVや雑誌で取り上げているのに・・・と心でつぶやくのですが、これが現実でしょうね。
「二階建て年金」とは簡単にいいますと、基礎部分の国民年金というお財布と厚生年金や共済年金というお財布が分かれていて、それぞれのお財布から年金として支払われる仕組みをいいます。
『二階建て』とは『二つのお財布』とイメージしてください。
サラリーマンだから厚生年金だけで基礎部分の国民年金は支払っていないと思っているあなた。
確かに、給与明細からは社会保険料控除として厚生年金のみしか支払っていないように感じますよね。
控除された保険料は全部厚生年金のお財布に入れられます。
その内の基礎年金部分に相当するお金を、後日、国民年金のお財布に移されます。
そして、年金受給時はこの二つのお財布から合算して年金として支払われるのです。そうです、この二つのお財布のことを『二階建て』といっているのです。
家に例えた表現ですね。
ですから、会矢を辞めたから国民年金に切り替えるというのではなく、退職して厚生年金ではなくなったので、今までのように厚生年金が自動的に国民年金のお財布に入金してくれなくなった分を、自分で国民年金のお財布に入金するという方が正しいでしょう。
しかし、実際のお財布は二つではありません。
国民年金のお財布は基礎年金として全国民共通ですが、それ以外のものとしてサラリーマンの厚生年金・公務員の共済年金・教職員の共済事業団があります。
国民年金のお財布を含めて、これらのお財布を一つにしようとするものが『年金の一元化』といわれているのです。
簡単に説明したつもりですが・・・難しいですね。
現実問題として、一元化は難しいでしょう。
だって、それぞれのお財布の中身が全く違うのですから・・・
家庭でも、個人のお財布をなくして一家に一つの財布にしようといっても難しいでしょ。
だって、大事に貯蓄している人もいれば、使いっぱなしの人もいるわけですからね。怒る人とそうでない人がいるわけです。
だから、年金の一元化は難しいと私は考えます。


コメント